アマゾンフレックスとデリバリープロバイダーの違い【求人でもすぐ見つかる二つの契約】

今回はAmazonの配達のお仕事「Amazon Flex(アマゾンフレックス)」と「デリバリープロバイダー」の違いについて、ご紹介します。
Amazonの配達のお仕事に興味がある、やってみたい、どんなことをやっているの?という方に、Amazonの配達のお仕事、違いを分かりやすく記事を作成します。
※今回は、外部の軽貨物ドライバーとして働く方へ記事の依頼をしております。少し、見づらいところ、主観的な部分があるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
それでは、ご覧ください!

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Amazonの配達案件「働き方」
Amazonの配達員として働く方法は大きく分けて2つあります。
- Amazon Flex(通称アマフレ)
- Amazonデリバリープロバイダー(通称デリプロ)
先に、この2つの働き方で共通することをご紹介!
- 配達時に使用するアプリ
- 契約形態
- 業務内容(軽貨物の配達)
この2つの働き方、他にはどのような違いがあるのでしょうか?
答えは簡単です。
それは、仕事をもらう会社、契約先が変わります。
簡単に言ってしまうと、それだけの違いでもあります。
業務内容は同じですが契約主(会社)が違えばやり方も変わります。
と、いうわけでその細かい部分やメリット、デメリットについて、次の章でお伝えできたらと思います。
補足
- アマフレはアマゾンジャパン合同会社(Amazon)との業務委託契約
- デリプロはAmazonから業務委託を受けている会社との業務委託契約
いずれも業務委託という契約になりますので雇用関係になりません。その点は、他の案件と同じですが、念のため、、注意が必要です。
端的に、
- アマフレ=Amazonとの直接の契約
- デリプロ=Amazonの下請けの下請け(2次、3次請負)
と考えてもらったら良いと思います。地域によっては、1次で請けている会社もあるようですが、大半は上記のようになります。
これだけを見ると、Amazon直契約の方がなんか良さそう!!と考える方は多いと思いますが、どちらにもメリット、デメリットはあります。
メリットデメリット
それでは、具体的に見ていきましょう!
アマフレ
メリット
- Amazonとの直契約で間に会社を挟んでいないので、報酬金の中抜きの心配がない。
- 1度登録すれば全国どこでも働くことができる。(エリア変更の申請が必要です)
- 報酬金が週払いですぐに入金され、未払いの心配がない。
- 4時間、5時間、7時間のようにブロック別で仕事(オファー)を取れるので自由度が高い。
- 24時間以上前ならアプリ内から簡単にキャンセルができる。
- 副業として他の仕事のスケジュールに合わせて追加収入を得ることができる。
- 服装、髪型、ネイルが自由
- 不在等の持ち戻りの荷物がなければ直帰可能
デメリット
- 自身で仕事(オファー)を取らないといけなく為、競合ドライバーが多く仕事が取れないこともある。そのため安定した収入が見込みづらい。
- アプリ内で動画を見て仕事の流れを掴むことはできるが、実務の研修やトレーニングがなく、稼働開始初日から1人で仕事をしなければならない。そのため、少し不安です。
- 車両の用意、任意保険の手続きを自身でしないといけない。
- 自身で全ての手続きを行わないといけないので登録が面倒。
- グループライン等なく情報共有が難しい。積極的に自分から話しかけないと、他のドライバーと仲良くなれない。
- 業務の不履行、無茶な配達、未配や当日キャンセルが多いと評価が下がりアカウント停止になり仕事がなくなる恐れがある。
デリプロ
メリット
- 自身で仕事(オファー)を取らなくて良く、シフト制なので安定した収入を得られる。
- 最初に研修や実務トレーニングをする会社が多く、始めて配達をする方でも始めやすい。
- リース車両や任意保険の用意をしてくれる。(車両持ち込みも可能)
- Amazonフレックスでは全て自身で登録をしないといけないですが、代わりに会社がやってくれ、面倒な手続きや書類の用意が不要となる。
- 同じ会社と契約しているドライバーと仲間になりやすく、情報の共有ができる。(グループラインがあるところが多い)
- アカウント停止になりにくい。
デメリット
- 報酬金の中抜きの心配がある。アマフレよりも報酬金が少なくなるケースの存在する。
- 他の地域で働きたい場合、会社を変えないといけないことが多い。
- 報酬金の支払いは月に1度のところが多く、稀に未払いを出す会社もある。(実際私も未払いにされたことがあります)
- 丸1日の勤務(12時間が多い)なので拘束時間が長い。アマフレより自由度が低い。
- アマフレと違い、キャンセルという概念はなく、休む場合、会社に連絡し指示を仰がないといけない。
- 会社によって違いはあるが、服装や髪型に規定があるところもある。(だいぶ少ないですが)
- 持ち戻りの荷物がなくても日報の提出やアルコールチェックがあるため直帰不可となる場合がある。
このような感じです。基本的には、アマフレのメリットはデリプロのデメリット、デリプロのメリットはアマフレのメリットになっています。
おすすめできる方!
上記の内容を踏まえて、それぞれおすすめ出来る方を記載します!
アマフレ
- 副業を探している方におすすめ!
- 自由度を求める方におすすめ!
- 配達経験者におすすめ!
- 全国で働きたい方におすすめ!
デリプロ
- 安定した仕事を望む方におすすめ!
- 軽貨物配送の初心者におすすめ!
- 充実したサポートを重視する方におすすめ!
業務内容に違いはありませんが、内部構造が違うため向き不向きがあります。これらの違いを踏まえ自身の目標やライフスタイルに合った働き方にを選択していただけたらと思います。
アマフレは自由な反面、実際の稼働となると心細さはあります。
人見知りではない方であれば、未経験でも可能かもしれません。
アマゾンフレックスとデリバリープロバイダーの違いまとめ
アマゾンフレックス(アマフレ)とデリバリープロバイダー(デリプロ)は、どちらもAmazonの荷物を配達する仕事ですが、契約形態と働き方が大きく異なります。
簡単に言えば、アマフレはAmazonと直接契約する“個人事業主型”、デリプロはAmazonと契約している配送会社に所属する“間接委託型”です。
アマフレは、アプリを通じて自分で仕事(オファー)を選び、時間や稼働エリアを自由に設定できるのが魅力。その分、案件の獲得競争が激しく、安定した収入を得るには工夫が必要です。
一方、デリプロは会社がスケジュールを管理してくれるため、安定した仕事量と手厚いサポートが得られます。ただし、拘束時間が長く、自由度はやや低めです。
つまり、
- 自由に働きたい・副業として活用したい方には「アマゾンフレックス」
- 安定した収入・研修や仲間とのつながりを重視する方には「デリバリープロバイダー」
というように、ライフスタイルや目的に合わせて選ぶことがポイントです。
どちらの働き方にもメリットとデメリットがあり、一概に「どちらが良い」とは言えません。大切なのは、自分の生活リズム・収入目標・性格に合った働き方を選ぶことです。
Amazonの配送事業は今後も拡大が続く分野。どちらの形であっても、“最後まで責任を持って届けるプロ意識”があれば、確実に活躍できるチャンスがあります。
まずは小さく始め、自分に合った働き方を見つけてみましょう。
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