「Amazon Flex(アマゾンフレックス)のデリバリーパートナー」について解説してみた【車ない状況でもOK】

今回は「Amazon Flex(アマゾンフレックス)のデリバリーパートナー」についてまとめてみました!
- どうやって働くの?
- 登録の条件は?
- 軽貨物はじめたばかりで何もわからない
と、こういった悩みを解決できる記事です。
サービス概要を含め、分かりやすく記事を作成しています!
ぜひご覧ください!

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Amazon Flex(アマゾンフレックス)って何?基本情報
Amazon Flex(アマゾンフレックス)は、皆様ご存じの通販サイト「Amazon」の荷物を運ぶサービスです。別名で「Amazon直請」なんて言ったりもします。
募集エリアは限られていますが、個人事業主の方が直接Amazonと契約し、案件を請けることができます。
アマゾンジャパン会社概要
- 社名:アマゾンジャパン合同会社
- 設立:1998年9月
- 所在地:東京都目黒区下目黒1-8-1
- Amazon通販サイト:https://www.amazon.co.jp
- サービスサイト:https://flex.amazon.co.jp
すでに知ってるであろう情報は割愛しますが、Amazonの日本法人は合同会社なんです。
元々はアマゾンジャパン・ロジスティクス株式会社という名前だったようですが、別会社のアマゾンジャパン株式会社を合併させ、名称変更でアマゾンジャパン合同会社にしています。その後に、Amazon FB Japan有限会社という会社も吸収合併させています。
合同会社と聞くと、最近増えている法人格というイメージですが、アマゾンジャパンは少し複雑です。流れから見ても、様々なことを試した後に出来た組織なんだなということが分かります。
デリバリーパートナーとは?
Amazon Flex(アマゾンフレックス)では、荷物を運ぶ配達員のことをデリバリーパートナーと呼んでいます。
「デリバリー」という言葉を聞くと、つい出前や飲食店の料理を運ぶようなイメージを連想しがちですが、Amazon Flexにおけるデリバリーパートナーの役割はそれとは異なります。実際には、様々な商品や荷物を顧客のもとへ届ける、より広い意味での配達業務を担当しています。
デリバリーという言葉は、単に「出前配達」だけでなく、「配達」「配送」といった広い意味を持っているため、Amazon Flexのデリバリーパートナーも、この広義の「配達・配送」の意味で使われているわけです。
つまり、デリバリーパートナーとは「荷物を配達するパートナー」という意味で捉えておくと、Amazon Flexの業務内容を正しく理解できます。ぜひこの定義を覚えておきましょう。
「Amazon Flex(アマゾンフレックス)のデリバリーパートナー」の特徴
気軽にはじめられる!
出典:Amazon Flexでの配達業務
専用のアプリを使用するため、Amazon Flexを始めるにあたって必要となるのは、スマートフォン、運転免許証、そして銀行口座です。
もし車を所有していない場合でも、心配は不要です。Amazonのパートナー企業から特別なカーリースサービスを受けることができます。これらのパートナー企業はいずれも大手の信頼できる企業ばかりですので、安心して利用を進めることができます。当然のことながら、非常に良心的な価格設定と利用条件が設定されており、無理のない形でサービスを活用できます。
登録に必要な書類や手続きについても、軽貨物のマッチングサービスに登録する際と比べてほとんど変わりません。つまり、特に複雑な手続きや書類準備が必要なく、シンプルなプロセスで始めることが可能です。このように、Amazon Flexは初心者でも気軽に参入できる仕組みが整えられているのです。
パートナー企業のサービスが格別!
上で少し説明しましたが、アマゾンフレックスではAmazonのパートナー企業から特別なサービスを受けることができます。
出典:Amazon Flexデリバリーパートナーの特典
特に有名なのは、Global Mobility Service株式会社が提供する「GMSリース」でしょうか。
車をリース契約で取得する場合、通常は審査が通るかどうかが大きな課題になります。しかし、GMSリースではそういった審査の問題をほぼ解消しており、申し込みから契約までのプロセスがスムーズに進みやすいのが特徴です。手持ち資金が限られていても車を取得して軽貨物配送を始めたいという方に、特に人気があります。
また、GMSリースは短期リースなど他ではあまり見かけないサービスも提供しているため、様々なニーズを持つ方におすすめできます。
パートナー企業が提供するサービスは、車両調達だけに留まりません。車検サービス、任意保険、タイヤサービスなど、実に多岐にわたるサポートが用意されています。
Amazon Flexを始める前に、これらのサービス内容を確認しておくことをお勧めします。せっかく利用できる充実したサービスを見逃してしまうのは、非常にもったいないですよね。
パートナー企業のサポート体制を十分に活用することで、より安心で効率的に事業を進められるでしょう。
柔軟な働きが可能!
まず、専用アプリを通じて、自分が働きたい配達ブロック(案件)を選択します。配達ブロックとは、特定の時間帯や地域における配達業務の単位のことで、自分のスケジュールやライフスタイルに合わせて自由に選ぶことができます。
選択した配達ブロックを予約すると、その業務に従事する権利が確保されます。このように事前予約制となっているため、自分のペースで仕事量をコントロールできるのが大きなメリットです。
予約後は、実際の配達業務を行います。指定された地域で荷物を顧客のもとへ届け、配達を完了させます。
そして、業務完了後には報酬が支払われます。このシンプルな流れにより、Amazon Flexは柔軟性の高い働き方を実現しているのです。
自分の都合に合わせて案件を選び、働いた分だけ報酬を得られる仕組みになっているため、副業としても、本業としても活用できます。
1.配達ブロックを予約
専用のアプリを使用して、配達ブロックを検索します。仕事の報酬や時間帯を確認して、問題がなければ希望する配達ブロックを予約します。
2.配達業務を行う
配達当日は指定されたAmazonの配送ステーションや協力店舗向かいます。チェックインの操作をし、自分の担当する荷物をアプリでスキャンしてから車に積み込みます。
そして、アプリに表示されるルートを確認しながら、お客様の元へ荷物をお届けします。
3. 報酬を得る
配達業務が完了したら、アプリでその⽇の報酬を確認することが可能です。
報酬は週に一度行われます。
デリバリーパートナーの登録条件
公表されている登録条件は下記です。
18歳以上であること
Amazon Flexのデリバリーパートナーに登録するには、18歳以上であり、利用規約に従ってAmazonの荷物を配達することに同意する必要があります。
出典:Amazon フレックスの軽バン配達ドライバーの登録方法
軽貨物のマッチングサービスでも、よくある条件です。
アマゾンフレックスだから…というわけではありません。
稼働が可能なエリアに
お住まいであることAmazon Flexは、日本のさまざまなエリアで利用できます。
出典:Amazon フレックスの軽バン配達ドライバーの登録方法
ご自宅付近の配達エリアについては、こちらをクリック。
Amazon Flexの稼働エリアは、首都圏だけに限られていると思いきや、実は非常に広く展開しています。これは全国規模の通販サイトであるAmazonだからこその強みと言えるでしょう。
さらに注目すべき点として、稼働可能なエリアは随時更新されており、常に拡大傾向にあります。つまり、現在のところ自分の地域がまだ稼働対象外であったとしても、将来的に対応エリアになる可能性は十分に高いということです。
Amazon Flexでの配達業務を検討されている方は、定期的に公式アプリやウェブサイトでエリア情報をチェックすることをお勧めします。自分の地域がいつ稼働開始となるかは予測しづらいため、こまめに確認することが大切です。エリア拡大のニュースを見逃さず、チャンスを逃さないようにしましょう。
配達エリアを詳しく知りたい方はこちらから!
スマートフォンを
お持ちであることAmazon Flexでは、登録や配達にアプリを使用するため、AndroidまたはiOSを搭載したスマートフォンが必要です。
出典:Amazon フレックスの軽バン配達ドライバーの登録方法
スマートフォンの要件に関する詳細は、こちらをご確認ください。
アマゾンフレックスでは、専用のアプリを使用するため必要となります。
現在普及されているスマホであれば、スマートフォンの要件はクリア可能です!
配達に使用できる車両を
お持ちであることAmazon Flexでの配達には、軽貨物車が使用できます(一部地域では、軽乗用車も使用できます)。
配達に使用できる車両をお持ちでない場合は、Amazon Flexのパートナー企業様が提供する車両取得プログラムをご利用いただけます。
プログラムの詳細は、こちらをご確認ください。なお、ご自身の車両でご登録いただく場合、ご登録者様と車両の所有者様は同一である必要があります。
出典:Amazon フレックスの軽バン配達ドライバーの登録方法
上で説明しましたが、車両をお持ちでない方でも、ご安心ください!
Amazonのパートナー企業のサービスを受けることで、車両の取得が可能です!
黒ナンバーを
取得していることAmazon Flexでの配達には、法令により、黒ナンバーの取得が必要です。
出典:Amazon フレックスの軽バン配達ドライバーの登録方法
黒ナンバーとは、貨物軽自動車運送事業を営む車両に取り付けるナンバープレートのことです。
黒ナンバーを取得していない場合は、お住まいの場所の近くにある運輸支局で手続きを完了する必要があります。
この手続きは、一般的に、約半日程度で完了できます。
取得の方法に関する詳細は、こちらをご確認ください。
車両と同じく、当然ですね。
必要な書類・情報の
準備ができていることAmazon Flexのデリバリーパートナーとして登録するためには、以下の書類・情報が必要です。
出典:Amazon フレックスの軽バン配達ドライバーの登録方法
・普通自動車免許
※従来の運転免許証を返却された方は、マイナ免許証読み取りアプリから取得した免許画像をアップロードしてください。詳細はこちら
・自動車検査証(車検証)
※登録するご本人様の氏名と車検証に記載されている「所有者」の氏名は同一である必要があります。
・自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)証明書
・任意自動車保険(任意保険)証券
※無制限の対人賠償責任補償・1億円以上の対物賠償責任補償が含まれている必要があります。
・銀行口座
※登録するご本人様の氏名と銀行口座の名義人の氏名は同一である必要があります。
・就労資格確認書類
※日本以外の国籍をお持ちの方のみ必要です。
重複しますが、軽貨物のマッチングサービスに登録する時とほとんど変わりません。ただし、アマゾンフレックスは法人委託を行っていないため、それに伴った部分に違いがあります。
準備書類に運送業の届出の記載がありませんが、当然他人から借りた車は不可能となります。
プラスアルファで利用する
アマゾンフレックスは、テクノロジーを最大限に活用した配送システムとしても非常に有名です。
専用アプリを通じて業務のほぼすべてを完結できるよう設計されており、配達ルートのAI最適化はもちろん、荷物の積み込み時に行うバーコードスキャンやリアルタイムのナビゲーション機能など、細部にまで工夫が凝らされています。これにより、初めてのエリアでも迷わず配達でき、効率性と正確性を両立したスマートな配送体験を実現しています。
こうした仕組みは、軽貨物業界の中でも先進的な部類に入り、「テクノロジーで支える個人ドライバー」というAmazonらしい特徴が際立っています。最新のシステムを体感しながら働きたい方や、AIと物流の融合に興味のある方にとっては、まさに最適な環境です。
また、アマゾンフレックスは本業としてだけでなく、“プラスアルファの働き方”として利用するのもおすすめです。
普段は定期案件をこなしているけれど、空いた時間を有効活用したい方。あるいは、運送会社との契約に縛られず、自分のペースで柔軟に働きたい方にとっても理想的な仕組みです。
案件の発生頻度や地域によっては、週末だけ・平日夜だけといった働き方も可能です。「少しだけ収入を増やしたい」「他の仕事の合間にやってみたい」といったライト層にもピッタリ。まさに、今の働き方に“もう一つの選択肢”をプラスできるのがAmazon Flexの魅力です。
テクノロジーの進化をいち早く取り入れ、個人でも安心して働ける仕組みを整えたAmazon Flex。
今の状況にプラスアルファを加えたい方は、ぜひ一度体験してみてください。









