法人・オフィス向けウォーターサーバーの選び方|費用・管理・導入メリットを解説

総務担当者が利用量・費用・台数・衛生管理を運用できる形に整える。公式の仕様と実際の運用を分けて確認します。

オフィスのウォーターサーバーは、人数だけでなく出勤日・来客・会議・繁忙日の利用量を基準に台数と方式を決めます。

眞中 秀和
監修者
この記事の要点
  • 利用量を記録して台数と方式を試算する
  • 利用目的に応じた経費処理を確認する
  • 補充・清掃・異常時対応の担当を決める
目次

オフィスに導入するメリットと利用目的

オフィスでウォーターサーバーの利用量と担当者を確認する場面

導入目的と利用者を先に分ける

オフィスでは来客対応、休憩、福利厚生、会議中の飲料など、導入目的を分けます。目的が曖昧なまま台数だけ増やすと、水と費用の管理が難しくなります。

台数は利用実績から段階的に決める

従業員20名が1人1日200mlを使うと、1日約4L、30日で約120Lです。12Lボトルなら月10本が目安になりますが、来客・会議・季節分を加えて実績で補正します。

スクロールできます
規模の例月間使用量の試算条件12Lボトルの本数目安方式・運用の判断
〜10名1人1日200mL×20営業日=約40L約4本少人数なら宅配型も検討
10〜30名同条件で約40〜120L約4〜10本補充担当と保管場所を確認
30〜50名以上同条件で約120〜200L以上約10〜17本以上納品頻度・台数・方式を実績で調整

費用の勘定科目・経費処理を確認する

請求書と利用目的を会計担当に渡す

勘定科目や福利厚生費などの処理は、会社の会計方針や税理士の判断で変わります。全社員が使う水代は福利厚生費、来客専用なら会議費などを検討する例がありますが、契約書・請求書・利用目的をそろえて確認します。

勘定科目は社内方針に合わせる

水代、レンタル料、電気代、設置費、メンテナンス費を月別に分け、個人利用と来客利用の扱いも社内で決めます。

スクロールできます
勘定科目の例利用目的・設置場所確認する資料注意点
福利厚生費全従業員が利用できる休憩スペース社内規程・請求書・利用実態役員室など専用利用は別途確認
会議費など来客や会議での提供が中心会議記録・請求書社内利用との区分を残す
消耗品費・雑費など会社の会計方針で個別に扱う場合勘定科目規程・税理士の見解一律に決めず処理基準を統一

従業員数から考える水量・台数・方式

人数だけでなく繁忙日と来客を見る

1日の利用本数を人数で割るだけでなく、繁忙日、会議、来客、在宅勤務の割合を考えます。水切れを避ける予備と、余剰在庫の保管場所を両方見ます。

水切れと余剰在庫を両方防ぐ

ボトル型、浄水型、給水方式は、補充担当、配管、災害時の水確保、衛生管理を基準に比べます。

ワンポイント!

オフィスでは台数を先に決めず、利用人数・出勤日・来客・繁忙日の水量を集計します。清掃、在庫、異常時停止の担当を決めてから契約すると運用が安定します。

設置場所・ボトル保管・衛生管理の運用ルール

担当者表に清掃と異常時対応を書く

本体は通路をふさがず、電源と給水へアクセスしやすい場所に置きます。ボトルは直射日光・高温多湿を避け、先入れ先出しで管理します。

退職・異動後も引き継げる運用にする

清掃日、フィルターやボトルの交換日、受け皿の確認、異常時の停止方法を担当者表にします。退職や異動後も引き継げる形にします。

福利厚生費として処理できる?

福利厚生費などの勘定科目は、全員が利用できるか、来客専用か、会社の会計方針や税理士の判断で変わります。請求書・契約書・利用目的をそろえ、個別の税務判断は専門家へ確認してください。

法人契約前のチェックリスト

契約・保守・台数変更を確認する

契約期間、解約、請求先、納品日、保守窓口、台数変更、衛生ルール、災害時の扱いを確認します。試用期間がある場合は、実際の運用を試してから本契約を判断します。

試用期間で実際の運用を検証する

利用量、補充、清掃、請求、異常時対応の担当を明確にし、試用期間で実際の運用を確認します。

落とし穴!

福利厚生という目的だけで導入すると、利用量・在庫・清掃・経費処理の担当が曖昧になります。導入前に運用表を作り、試用で確認してください。

台数を増減するとき、何を見直す?

月間の利用量、来客や会議の増減、納品リードタイム、保管場所、清掃担当を確認します。台数だけを増やす前に、利用場所と補充頻度が変わったかを記録してください。

水道直結型と補充型の違いをオフィス目線で比べるなら、浄水型ウォーターサーバーの補充型と直結型どっちがいい?費用・手間・向き不向きを徹底比較もあわせてご覧ください。

備蓄や災害時の水確保まで検討するなら、ウォーターサーバーは災害時に使える?防災目的で選ぶなら浄水型より宅配型の理由を解説もあわせてご覧ください。

まとめ|オフィスは利用量と担当者を決めてから導入する

利用量・費用・担当者を明確にし、法人の運用に合う台数と方式を社内で判断できる状態にする。オフィスの台数・経費・衛生運用だけでなく、公式情報の条件と実際の使い方を照らし合わせて判断しましょう。

契約前に利用実績と担当者表を確認し、導入後は水量・在庫・清掃・請求の記録を見直します。家庭向けのおすすめではなく、社内で続けられる運用かを基準に判断してください。

編集チームの実務アドバイス

オフィス導入では、契約前に「誰が、いつ、何をするか」を1枚にしておくと話が早くなります。水の補充、受け皿の確認、清掃、請求書の確認、異常時の連絡先を担当者名まで書き、休暇や異動時の代替担当も決めておきます。

オフィスの台数・経費・衛生運用に関するよくある質問(Q&A)

オフィスに何台必要?

まず利用人数、出勤日、来客、会議、繁忙日の利用量を記録します。1人1日200mLを20営業日使う仮置きなら、10名で約40L、30名で約120Lです。

経費処理の勘定科目は?

福利厚生費などの扱いは、全員が利用できるか、来客専用か、会社の会計方針や税理士の判断で変わります。請求書・契約書・利用目的をそろえて確認します。

水切れを防ぐには?

1日の利用量、納品リードタイム、保管可能な予備本数を照合します。予備を増やしすぎると保管場所を圧迫するため、先入れ先出しで管理します。

浄水型と宅配型はどう比べる?

補充担当、配管工事、災害時の水確保、衛生管理、費用を同じ期間で比べます。家庭向けの料金比較ではなく、法人の運用負担を軸にします。

衛生管理の担当は誰?

清掃、受け皿確認、交換、異常時停止を担当者表にし、異動や退職後も引き継げるようにします。

契約前に試用すべき?

試用期間があるなら、実際の利用量、補充、清掃、請求処理、来客時の不足を記録してから本契約を判断します。

目次