「業務委託報酬の前払いサービスPAYMO(ペイモ)」について解説してみた

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会社員であれば、長く勤めることで「退職金」を受け取るのが一般的です。しかし、個人事業主やフリーランスには、今回は「業務委託報酬の前払いサービスPAYMO(ペイモ)」についてまとめてみました!

先日プレスリリースされたばかりの新しいサービスとなります。

  • 利点は?
  • PAYMOってどうやって利用するの?
  • 仕組みが分からない!

と、こういった悩みを解決できる記事です。

初めて聞く方にも分かりやすくサービスの説明します!

ぜひご覧ください!

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作成者
眞中 秀和
監修者

目次

PAYMO(ペイモ)って何?基本情報

PAYMO(ペイモ)は、株式会社バイオンが提供している業務委託費の前払いサービスです。読んで字のごとく、フリーランスや個人事業主が業務委託費をスムーズに前払いで受け取ることができるサービスとなります。

バイオン会社概要

株式会社バイオンは企業を支援する事業を展開しています。WEBコンテンツの制作や運用、営業支援などを行っているようで、ありとあらゆるサポートを行っている印象です。

ファクタリングという面白いサービスもあります。ファクタリングといえば「請求書などの売掛債権を買い取ってくれる」というイメージですが、バイオンはそれを一律の利用料で、かつ個人事業主に対しても行っています。

フリーランスや個人事業主は、回収先(請求先)が多岐にわたるため断られる。なんてケースが生じますが、そこを率先して行っているというのは珍しいです。そういった強みがあるからこそ、今回の「業務委託報酬の前払いサービスPAYMO」がリリースされたのかな。と思います。

ファクタリングサービスについては、後日紹介できればと思いますので、お待ちください!

「PAYMO(ペイモ)」のメリット

PAYMOについても、業務を提供している会社側が導入するかどうかになりそうです。個人事業主の方が自ら申し込みをし前払いを受けるには、先に説明したファクタリングサービスを利用することになるかと思います。

どうしても前払いしてほしい!という方は、そちらのサービスも検討しましょう。
それでは、メリットをどうぞ!

前払い委託報酬を立替してくれる

この仕組みの最大の特徴は、PAYMOが個人事業主への前払い報酬を立て替えてくれるという点です。通常、企業が個人事業主に業務委託報酬を支払う場合、支払いは「月末締め・翌月払い」といったサイクルになることが多く、個人事業主にとっては「仕事をしたのにすぐに報酬が入らない」という資金面での課題がありました。

しかしPAYMOを導入すると、個人事業主は報酬を即時に受け取ることができるようになります。立替分の支払いはPAYMOが一時的に対応し、企業側には後日まとめて請求が行われます。企業側はこれまで通り、毎月の指定日に支払いを行うだけで運用が完結するため、管理フローを変える必要もありません。

この仕組みによって、個人事業主はキャッシュフローが安定し、生活や事業運営の自由度が高まるというメリットがあります。一方の企業側も、支払いサイクルを崩さずに報酬の即時払いを実現できるため、パートナー満足度の向上や業務委託契約の継続率向上につながります。

結果として、PAYMOは「働く個人」と「発注する企業」の双方にとって、資金繰りをスムーズにする新しいインフラといえる仕組みです。

企業負担が0円!

PAYMO導入企業にとって嬉しいのは、費用負担が一切ないという点です。初期費用・月額利用料・システム手数料など、どれも不要、導入企業側で発生するのは、最低限の事務手続きのみとなっています。

しかも、その事務手続きも非常にシンプルで、特別なシステム操作や追加申請は不要とのこと。すでに委託契約や支払いの流れが確立している企業でも、これまでとほとんど変わらない運用で導入できる点は大きな魅力です。

一方で、個人事業主側の負担については別途確認が必要になります。ただし、先に触れたファクタリングサービスの手数料が10%前後と比較的良心的であることを考えると、個人事業主の負担もそこまで大きくはならないと推測できます。

企業にとっては導入コストがゼロ、個人事業主にとっては資金繰りがスムーズになる。

つまり、どちらにとってもメリットしかない仕組みといえるでしょう。

導入ハードルが下がることで、今後はより多くの企業がPAYMOを採用し、「報酬の即時払い」が当たり前になる時代が訪れるかもしれません。

管理も申請も簡単!

  1. PAYMOに報酬を登録する
  2. 個人事業主の方がPAYMOに前払いを申請する
  3. PAYMOが口座にお振込

たったこれだけです。口座に振り込みとなりますので、金融機関の営業日等の影響はありそうですが、即日振込を実行してくれます。この流れだけで、求人原稿にも「前払い」を訴求することができ、個人事業主の方の悩みを解消できます。

※利用前に審査がありますので、早く導入したい!いう企業は、先に申請する必要がありますのでご注意ください!

前払いを検討する

現時点では、導入企業にとってメリットしかない仕組みと言っても過言ではありません。「とにかく個人事業主への前払いを実現したい」という企業にとって、PAYMOは最適な選択肢のひとつでしょう。

もちろん、個人事業主の方の負担については事前に確認する必要があります。同様の前払いサービスはいくつか存在しますので、手数料や振込スピード、サポート体制などを比較検討することをおすすめします。

とはいえ、最終的にこのサービスを利用するかどうかを判断するのは、個人事業主ご本人です。だからこそ、企業側が「前払いという選択肢を用意してあげる」こと自体に大きな意味があります。

資金面の不安を軽減し、安心して仕事に取り組める環境を整えることは、結果的にパートナーシップの強化や業務品質の向上にもつながります。

少しずつこうした仕組みを整えていくことで、個人事業主が活躍しやすい、持続可能な業界環境が生まれていくはずです。

報酬の前払いを可能にするサービス「PAYMO(ペイモ)」は、まさにその第一歩を後押しする仕組みといえるでしょう。企業・個人の双方が安心して取引できる環境を築き、共に業界の発展を支えていきましょう。

プレスリリースはこちら!

業務委託報酬の前払いサービス「PAYMO(ペイモ)」、2024年2月からサービス開始 | 株式会社バイオンのプレスリリース (prtimes.jp)


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