軽貨物ドライバー「服装、身だしなみ」【服装自由でも配達員としての服装は大切です】

2024年3月28日 2024年4月9日 root

軽貨物の仕事を新しく始める方や、すでに経験している方が意識しないといけないポイントそれは「服装」です。
よく「人は見た目が9割」と言われますが、この言葉は仕事の世界でも非常に大切です。
見た目だけで判断されがちなのが現実です。
内容が充実していても、見た目で損している。なんてこともありえます。

特に、配達業務では「服装」が顧客に与える印象を大きく左右します。
また、作業の効率にも影響するため、服装選びは大切となります。
多くの場合、「服装自由」とされていますが、あまりに自由過ぎるとクレームの原因になることもあります。

配達員に適した服装とは何なのか？

未経験者も経験者もぜひ参考にしてください。
分かりやすくお伝えします。

清潔感
動きやすさ
色
効率的な服装

清潔感

軽貨物ドライバーは、多くの企業の代わりに荷物を配達しており、その作業は多くの場合、対面で行われます。
最近は「置配」が主流の案件も増えていますが、配達時には家やマンションの入り口で、周囲の人々の目に触れることが多いです。
ここで清潔感のない服装では、不審者と見なされる可能性もあります。
そのため、どこから見られているかわからない状況で働く軽貨物ドライバーにとって、清潔感のある服装は非常に重要です。
清潔感がないためにクレームを受けるのは避けたいものでもあります。

特に、食品や料理を扱うフードデリバリーの仕事では、清潔感への意識がさらに必要です。
仮にレストランやショッピングセンターのスタッフが不潔な服装で料理を運んできたら不快になりませんか？
不潔な服装は悪臭を連想させる可能性もあります。

清潔感を保つには、服を清潔に保ち、ケアを怠らないことが大切です。
仕事が終わったら、早めに洗濯し、乾かして畳んで収納しましょう。
週に一度の洗濯ではなく、こまめに行い、他人は自分よりも臭いや汚れに敏感であること忘れないようにしましょう。
また、洗濯しただけで畳まないのは、せっかくの清潔感を損ねる原因にもなります。
しわくちゃな状態だと、せっかく綺麗になった服も汚く見えてしまいます。

仕事後に洗濯し、乾かして畳むことは、清潔感を保ち、印象を良くするために大切な習慣です。
これを面倒だと感じる方もいるかもしれませんが、清潔感は自己管理能力の表れとも言えます。
少しの手間で自己管理能力を示し、プラスの印象を得ることができます。
清潔感のある姿を目指しましょう！

動きやすさ

軽貨物ドライバーの皆さんは日々、様々な動きを伴う配達を行います。
そのため、服装選びでは「動きやすさ」も大切なポイントです。

作業中の動きをスムーズにするためには、伸縮性が高い素材を選ぶと良いでしょう。
特に、ストレッチ素材が用いられたシャツやズボンは、作業の効率を高めます。
ジーパンは避けた方が無難です。
動きにくさや股部分の摩擦、荷物への色移りの可能性があります。
耐久性があり、股部の摩擦や色移りの心配がない服を選ぶことが大切です。

また、服のサイズ選びにも注意が必要です。
あまりにも大きすぎるとだらしなく見え、小さすぎると動きにくくなります。
配達中には荷物の持ち運びや歩行、小走り、かがむといった動作が頻繁にあるため、少し余裕のあるサイズが最適です。
見た目も大事ですが、だらしなさのギリギリを保つくらいのサイズ感が理想的です。

色

配達員の服装において、色の選択も大切です。
多くの場合、特に規定がないように書いてありますが、シンプルな白、黒、紺色などの無地の服が望ましいとされます。
ただし、配送内容によっては黒が適さないケースもあるため、稼働前に確認が必要です。
例えば、医薬品配送ではスーツ着用が一般的となりますので、色も含めその点を確認したほうが良いでしょう。

ファッション性を追求する必要はありませんが、清潔感のある白は視覚的に好印象を与えます。
しかし、配達業務では汚れやすいため、実用性を考慮すると黒や紺が選ばれやすいです。
過去には、EC専門の配達業務で黒色の服装が禁止された例もあり、不審者との誤解を避けるために明るめの紺色を選ぶことが推奨されました。
そういった場合もあるため、所属している配達員はどういった色の服を着ている？を確認するのも良いです。

服装の色選びは、案件や地域によって異なるため、制服の有無や着用すべきスタイル、適切な色について事前に確認することが大切です。
基本的には白、黒、紺色を選択肢として考え、稼働前に最適な選択をすることをお勧めします。