軽貨物ドライバー手取りを考える【生活できない状況にもならないためにも】給料明細を把握

軽貨物ドライバー手取りを考える

軽貨物ドライバーの大半は、業務委託契約での働き方となっています。
今回はその業務委託に焦点をあて、その中でも手取り報酬について解説する記事を作成しました。

業務委託契約を検討中の方や、手取りの計算方法がわからない方は、ぜひ参考にしてください。

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業務委託契約では、報酬=売上と考えます。
その方が色々と分かりやすくなります。

まず報酬は、業務の内容や期間、契約条件によって異なります。
専門性の高い難しい業務ほど、単価が上がる傾向にあります。
報酬額は契約書で事前に合意され、あわせて支払い方法や時期も定められています。

報酬の形態には複数のパターンがあり、一般的には月額報酬や成果報酬で支払われます。
求人では、成果報酬を完全出来高制と表記しているパターンが多いです。
特に軽貨物業界では、この成果報酬制が多く見られます。
日極、個建、件建など様々な支払いパターンが存在するため、契約前には「成果報酬か?」「その成果は何に対してか?」を確認する必要があります。

  • 日極:1日の稼働に応じて報酬が発生します。
  • 個建:配達完了した個数に応じて報酬が発生します。
  • 件建:配達完了した件数に応じて報酬が発生します。

月報酬例は下記のようになることが多いです。

  • 日極:
    1日18,000円 ×22日=月396,000円
  • 個建:
    1個150円 ×1日120個=1日18,000円
    1日18,000円×22日=月396,000円
  • 件建:
    1件500円 ×1日36件=1日18,000円
    1日18,000円×22日=月396,000円

手取りは、これらの報酬から経費を差し引いて計算する必要があります。
計算は少々複雑です。

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報酬が分かったら、次は経費の把握が大切です。
経費は、業務を行う上で直接必要な費用を指します。
これには、交通費、宿泊費、材料費、車両関連費などが含まれます。
一般的に、これらの経費は業務を受ける側が負担します。

ただし、場合によっては発注者が経費を負担することもあります。
この場合は、契約書に支払いの条件や範囲が明記されています。
例えば、「●●の承諾を得て、経費の支払い方法を協議により決定する」といった形で契約に記載されることもあります。

しかし、軽貨物業界では、経費は主に受ける側(ドライバー側)が負担するのことが通常にっているかなと思います。
車両費、駐車場代、任意保険料、ガソリン代などがこれに該当します。
これらの経費は確定申告時に計算に入れられるため、領収書の保管が必要です。
前提として、確定申告を理解していないと難しい内容となります。

どうしても不安な場合は、税理士などの専門家に相談するのも良いでしょう。
個人事業主の場合、税理士との顧問契約は思ったより手頃な価格で可能です。
月十数万円と思われがちですが、実際にはもっと安価で済むことが多く、顧問契約ではなく、都度相談だけであればさらに安くなります。

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それでは、手取りの考え方です。
業務委託での手取りは、報酬から経費を差し引いた額です。
手取り金額は、実際に受け取れる収入となります。
経費は、業務を行うために直接必要な費用です。

率直に軽貨物業界では、報酬から車両関連の費用や駐車場代などの経費を引いた額が手取りとなります。
以下に、軽貨物業務での手取り計算例を記載します。

手取りの計算例

  • 日極の場合
    • 月報酬: 1日18,000円 × 22日 = 396,000円
    • 経費(仮定): 80,000円
    • 手取り: 396,000円 - 80,000円 = 316,000円
  • 個建の場合
    • 月報酬: 1個150円 × 1日120個 = 18,000円、これを22日で = 396,000円
    • 経費(仮定): 80,000円
    • 手取り: 396,000円 - 80,000円 = 316,000円
  • 件建の場合
    • 月報酬: 1件500円 × 1日36件 = 18,000円、これを22日で = 396,000円
    • 経費(仮定): 80,000円
    • 手取り: 396,000円 - 80,000円 = 316,000円

手取りは、非常に大切な考え方です。
今回は経費を8万円としましたが、軽貨物は大体これくらいになるかなと思います。
さらにここから、健康保険や年金が掛かります。
どうでしょう。
報酬も大切ですが、経費と手取りを把握するほうが大切だと思いませんか?
このことを知ったうえで経費をきちんと管理し、報酬から差し引き、実際に手元に残る金額を正確に把握する。
これが理想です。

業務委託契約における報酬、経費、そして手取りの考え方を説明しました。
契約では、報酬の額や支払方法が事前に定められます。
経費は、業務を遂行する上で必要な費用です。
手取り金額は、報酬から経費を引いた後の額であり、これが実際に受け取る収入となります。

業務委託を受ける際には、報酬と経費の取り扱いを明確に理解し、事前にしっかりと話し合うことが非常に重要です。
これにより、契約を進める上での誤解を避け、双方にとって公平な取引が可能になります。

税について具体的に知りたい方はこちら/参考